こんにちは、
イイダです。
VEGASを使って編集する人の中には、
上達スピードの早い人が、
一定の割合でいらっしゃいます。
意図を持つ人
上達スピードが早い人の特徴は、
意図を持っていることです。
イイダ君は、
意図・イト・いと・・・と、
よく言っていますが、
どんな意図なのですか?と、
尋ねられることがあります。
そもそもが、
動画の編集ごときで、
どんな意図を持つというのでしょうか?
貴方なら、
どのような意図だと思われるでしょうか?
意図が大事!
「意図」と大上段に構えると、
イメージしにくいかと思います。
逆に、
「意図がない」ことを考えてみますね。
意図がないとは、
言い換えると、
「行き当たりばったり」と言えます。
と言うことは、
「行き当たりばったり」の逆ですから、
予想して準備することになります。
それでは何のために、
予想して準備するのでしょうか?
VEGAS Proで編集した作品に、
おお~!よく出来たな~と、
自分が納得するためです。
つまり、
自分でも納得して、
人からも賞賛される作品を、
作るためです。
すると、
ここで言うところの意図とは、
良い作品を作ることですね。
前回作品よりも今回作品、
今回作品よりも次回の作品、
編集する毎に腕を上げたい!
人という動物は、
他の動物と異なり、
自分自身を成長させたいという、
自己実現の欲求があります。
ただ生きているだけでは無くて、
自分を成長させたいという欲求です。
趣味に没頭する人は、
趣味を通して、
自己実現・自己の成長を、
しているのだと思います。
動画編集を趣味にしている人は、
編集の腕が上がる、
撮影の腕が上がる、
そのような意味で、
自己実現を味わっているのだと思います。
それでは、
前回の作品よりも、
今回の作品をより良いものにしたいとしたら、
何をしたら良いのでしょうか?
それは、
漠然と撮影や編集をするのでは無くて、
「差・違い」を意識することです。
漠然と編集する人は残念な人。
編集をしていると、
撮影した映像で、
使える画と使えない画が、
あることに気付きます。
このときに、
より良い作品を作りたいという、
意図を持っている人は、
使えない画が、
どうして使えない画なのかを考えます。
自分が頑張って撮影した画です。
撮影時には必死で撮影していました。
それなのに、
どうして使えない画になってしまったのでしょうか?
この理由を自分で考える人が、
上達する人です。
あなたが撮った映像が、
ニュース映像になる価値を持っているのなら、
どんな映像であってもOKなのです。
希少性があるからです。
貴方が撮影に出掛けたのは、
編集して作品を作りたいからですよね?
それも、
良い作品を作りたいのですよね?
だとしたら、
頭を回転させる必要があるのです!
「差」を意識して編集しよう!
前回はAという方法で、
マルチカメラ編集をした。
だから今回は、
Bという方法でマルチカメラ編集をして見る。
そして次回は、
Cという方法でマルチカメラ編集をしてみよう。
前回はAという方法で、
マルチカメラ編集をした。
そのときに、
苦労して撮影した画が、
編集では使い物にならなかった。
だから今回は、
Bという方法でマルチカメラ編集をするのだが、
前回の撮影で使い物にならなかった画は、
どうして使い物にならなかったのか、
理由がわかっていたので、
そこを意識して撮影した。
前回のAという方法を踏まえて、
今回のBという方法を行った。
上述の流れを言い換えると、
貴方はAという方法から、
編集と撮影の経験値を積みました。
そして貴方は、
Aという経験値を踏まえて、
更にBという経験値を積みました。
AとBの経験値を踏まえて、
Cの撮影と編集をしよう!
と言うことになるのです。
差を意識しなければ上達は無し!
拙ブログを御覧の方は、
ほとんどが趣味の方であると思います。
ごく僅かではありますが、
業者の方にも御覧いただいています。
ですので、
具体的テクニックをご案内するのではない、
上達のための考え方を記すのは、
如何なものかとも思いましたが、
超高齢化社会において、
動画編集はとても具合の良い趣味だと思います。
趣味が長続きするコツは、
上達することです。
そのような理由から、
今回敢えて記した次第です。
動画編集に正解はありません。
動画編集時の色調整に正解はないように、
貴方の動画編集に正解はありません。
なぜならば、
- 貴方がカメラマンであり、
- 貴方が脚本家であり、
- 貴方がプロデューサーで有り、
- 貴方が監督だからです。
だから、
貴方がどのような撮影をして、
貴方がどのような編集をしても、
全てOKなのです。
出来が良かった・悪かったは、
貴方の感覚だけなのですから・・・。
まとめ
同じ趣味で動画編集をするなら、
ワクワクドキドキしながら、
編集できればもっと楽しいですよね。
だから「意図が大事」というお話しでした。
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
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