こんにちは、
イイダです。
貴方が今お使いの、
VEGAS Proのバージョンは、
ほとんどの方が、
VP18やVP19だと思います。
VEGAS Pro17以下のバージョンは、
大切にお持ち下さい。
しかしながら、
貴方が過去バージョンの、
つまり、
VP17・VP16・VP15・Vp14・VP13等のことです。
ベガスをお使いであったのなら、
大切に為さることをオススメします。
どうして?と思われると思います。
それは昨日行った、
リモートレッスン中に気付いたのですが、
VP18以上には、
ディスクのリッピング機能が、
無くなっていたのです。
ディスクには2種類のディスクがある。
拙ブログを精読されている貴方なら、
とっくにご存じかと思いますが、
PCでディスクを扱うときには、
2つの種類がありますね。
データ保存用のディスクと、
オーサリングされたディスクです。
-
データ保存用に作られたディスクは、
PCでしか扱うことは出来ません。 - データ保存用に作られたディスクは、
後からデータを追加すること(追記)が出来ます。 - オーサリングされたディスクは、
PCはもちろんのこと、
家庭用のDVD・BDレコーダーでも、
扱うことが出来ます。 - オーサリングされたディスクは、
後からデータを追加すること(追記)は出来ません。
リッピングとは?
データ保存用に作られたディスクであれば、
その中のデータは、
PCにコピーすれば活用できます。
しかしながら、
オーサリングされたディスクの場合、
その中のデータをPCにコピーしても、
そのまま活用できないのです。
BDであればコピーして活用できるのですが、
DVDの場合にはそうはいきません。
そこで、
特にDVDディスクの場合に、
そのディスク中にあるデータを、
再活用したい場合には、
リッピングという作業が必要になるのです。
VEGAS Proには、
そもそもリッピング機能が、
あったのです。
上図を御覧いただければ、
一目瞭然なのですが、
VP16・VP17には、
「DVDカムコーダディスク」という、
項目がありますね。
この項目こそが、
VEGAS Proに備わっていた、
ディスクのリッピング機能です。
もちろん、
VP15・VP14・VP13・VP12にも、
この機能は搭載されています。
VP18以上からは、
リッピング機能が無くなりました!
それでは、
VEGAS Pro18と、
VEGAS Pro19を見てみましょう。
『ファイル』→『インポート』と進んだ先の一覧に、
DVDカムコーダがありません。
VEGAS Pro18からは、
バンドルされるソフトに、
DVD Architectが無くなりました。
また、
DVD Architect単体の販売も、
無くなりました。
世の中の流れが、
完成された作品を、
ディスクにオーサリングするのでは無くて、
ネット上にアップロードして、
ストリーミングで鑑賞したり、
完成作品をファイルのままで、
再生して鑑賞するスタイルに変ってきました。
このような事から、
VEGAS Proにおいても、
変化があったのだな~と思っています。
VEGAS Proでなくてもリッピングは出来る!
PCに詳しい方であれば、
フリーソフトのリッピングソフトを、
ご存じかと思います。
まさしくその通りです。
VEGAS Pro17以下をお持ちでない場合、
フリーソフトのリッピングソフトで、
リッピングを行って下さい。
流石であります!
しかしながら、
フリーソフトをご存じない方は、
ソフトのダウンロード場所はもちろんのこと、
その扱い方も始めから学習する必要があります。
そこで、
VP17以下をお持ちであれば、
そのような手間を省くことが出来ます。
そのために、
今回敢えて記したのであります。
VEGAS Pro19は、
アップデートも5回を重ねて、
とても洗練されて扱いやすくなっています。
普段の編集には、
もちろんVEGAS Pro19を、
お使いいただきたいのですが、
以前にお使いだった、
VP17・VP16・VP15・・・等、
何かの機会に活躍するかもしれません。
ライセンスは大切になさってください。
長くなりましたので、
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
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