その400　いまどきの動画編集用PCの選び方　その1

これはあくまでも私見ですが、
これからPCを購入される方で、
動画編集をお考えの方は、

VAIOであるとか、
NEC・富士通のPCのことです。

遅かれ早かれ、
憂鬱な気分になります。

動画編集をされないようであれば、
VAIO・NEC・富士通などの
メーカー製PCを購入すると、
天国に行った気分になります。

PCに搭載されるグラフィックチップは、
世界的に見て、
3社のみとなります。

nVidia社・AMD（旧ATI）社・intel社です。

intelのグラフィックチップは、
CPUの中に組み込まれているものなので、
動画編集をする私たちが考えるときは、
nVidia社とAMD社になります。

そしてここからが問題です。

一昨年あたりからですが、
有名どころの動画編集ソフトは、
nVidia社のGeforce系に
最適化されてきているようです。

グラフィックチップの性能向上、
すなわちnVidiaのアーキテクチャが
Turingになったことが大きな理由です。

VEGAS Proにおいては、
特にVEGAS Pro17から、
nVidia社のGeforce系のグラフィックチップで
バリバリ動くようになってきた気がします。

VEGAS Proの開発者も、
VEGAS Pro17は
nVidia Geforceに最適化するように
開発しているとの発言を聞きました。

またnVidiaも、
グラフィックドライバを
VEGAS Pro17用に
最適化していると公言しています。

VEGAS Pro16までは
快適に編集できていたのだけれど、
VEGAS Pro17になって
なにか不安定になった気がしているようなら、

お使いのグラフィックチップを
確認されることをお勧めします。

お使いのPCのグラフィクチップが
nVidiaではない場合で（ここ重要です！）、
もしもVEGAS Pro17が不安定でしたら、
以下の操作をお試し下さい。

お使いのVEGASが安定しているようなら、
以下の操作は行わないで下さい。

VEGASの操作レスポンスと、
レンダリングスピードが
遅くなってしまいます。

因みにですが、
グラフィックチップが
nVidiaでしたら、
またの機会に他の方法をご案内しますね。

さて、
話を本題に戻します。

VEGAS Proが不安定になる原因は、
そのほとんどがグラフィックドライバとの
相性にあるとイイダは感じています。

グラフィックドライバとは、
部品であるグラフィックチップが、
きちんと動くように橋渡しをする
プログラムです。

そしてグラフィックドライバは、
性能向上と不具合修正のために、
折に触れて更新されます。

真っ先に確認すべき事は、
最新のグラフィックドライバが
提供されているか確認し、

新しいバージョンのドライバがあったら、
それを適用してみるのが、
トラブル対応の第一手となるのです。

ところでメーカー製のPCは、
例えばnVidia社のグラフィックチップを
使っていても、

そのグラフィックドライバに、
オリジナルドライバを使うのではなくて、
カスタマイズして使うことが多いです。

ということは、
貴方のPCには
nVidiaのチップが使われているけれど、

メーカー製のPCの場合であったら、
オリジナルのグラフィックドライバは使えなくて、
PCメーカーが提供する専用ドライバしか
使えない事が多いです。

SONY製のVAIOや、
VAIO社製のVAIOは
この事例に当てはまります。

だから、
これからPCを購入する場合には、
なるべく素のPCを選ばれることを
お勧めします。

DELLとか、HPとか、
ドスパラとか、マウスコンピュータとか、
パソコン工房とか、ツクモExとか、
いわゆるPCショップの自作系PCです。

もっとマニアックになると、
Asus（エイスース）、MSI（エムエスアイ）、
Gigabaite（ギガバイト）などの、
PCパーツメーカーのノートPCです。

これらの中でも、
ゲーム用PCを選ぶのがお勧めです。

動画編集するのに、
どうしてゲーム用？と
疑問を持たれたかと思います。

これについては
次回にお話しします。

長くなりましたので、
今回はここまでです。

山梨のイイダ拝

追伸：