その399　動画編集をするのであれば『違い』を意識する

それよりも大事なことは、
機嫌が悪くなる前兆を察知することです。

機嫌が悪くなりそうだな？という気配に、
敏感になることです。

以前にもお話ししましたが、
VEGASの調子がおかしくなったときの、
一番確実な調子の戻し方は

リカバリーかWindows10の回復、
若しくは、
御守り（バックアップソフト）を使っての
イメージの復元しかありません。

上記操作を行っても、
VEGASの調子が悪いのであれば、
それはPCの部品（ハードウェア）の
不具合ではないかと考えられるからです。

PCは部品（ハードウェア）と
アプリ（ソフトウェア）の2つから出来ています。

アプリは2段階で構成されていて、
基礎部分（1段目）がWindowsで、
このWindowsの上に
固有のアプリ（2段目）が載っています。

固有のアプリ（2段目）とは、
VEGAS Proであったり、

そして、
固有のアプリが2段目という意味ですが、

これは2段目にある固有のアプリが動くときに、
1段目のWindowsのプログラムも使って動くので、
このような表現をしています。

ちなみにWindowsの中に含まれていて、
Windowsが動くときに必要で、

さらに固有のアプリが
動くときに使われるプログラムが、
『.dll（ダイナミックリンクライブラリ）』
というファイルになります。

そして、
いつもイイダがお話ししていることですが、
「Windowsは使えば使うほどにくたびれる」のでしたね。

だから、
VEGAS Proの調子がおかしくなったとき、

VEGAS Proを再インストールしても
調子が戻らなければ、
Windowsがくたびれているためだと
原因が切り分けられるのです。

Windowsがくたびれているとすれば、
そのくたびれを修復するしかありません。

したがって、
Windowsのくたびれを修復する方法は、
リカバリーかWindows10の回復操作しかなく、

貴方が普段使っている状態に最短で戻すには、
バックアップソフトによるイメージ復元が
効果的なのでした。

とすれば、
PCの機嫌をとるというよりも、
機嫌の変化に気付くことです。

機嫌の変化に気付くためには、
PCを操作するときに、
いつも以上に優しく操作して、

操作感覚を鋭敏に保って、
いつもと違うことが起きていないかと、
「違い」を意識することです。

Windows10のアップデートがあった、
新しいアプリをインストールした、
ウィルス対策ソフトがメッセージを出した、
グラフィックドライバをアップデートした、

デスクトップPCの使用中に停電が起きた、
いつもよりもPCの反応が遅くなった、
外付けHDDを認識するのが遅くなった、
VEGAS Proの反応がオカシイ気がする、
等々です。

PCのトラブル解決のセオリーもまた、
『差（違い）を意識する』ことにあります。

何かおかしいな？
この感覚があったときに、
当然にメンテナンス方法を考えるのですが、

同時に、
万が一の時にはPCを振り出しに戻すので、

そのための準備にも取りかかるのが、
ダメージを最小限に抑える秘訣だと、
イイダは考えています。

今回はここまでとします。
お疲れ様でした。

山梨のイイダ拝