こんにちは、
イイダです。
下の映像は、
ある受講生・Wさんが作られた作品に対して、
イイダがブラッシュアップしたものです。
どの部分を手直ししているのか、
違いに注意して御覧ください。
全58秒の比較映像です。
3回~5回くらい繰り返してみると、
違いが分かると思います。
一番解りやすい部分は、
演奏者をクッキーカッターで抜いているのですが、
そのクッキーカッターの大きさと位置が、
動いている部分になります。
受講生さんは頑張りました!
2台の4Kカメラで、
s-log撮影した映像を編集しています。
プロジェクトを見ると、
とても頑張っていらっしゃることが、
手に取るようにわかります。
よくぞここまで、
頑張りましたね~と、
心から賞賛であります!
そして、
受講生のWさんは高齢の方ですので、
ここまでたどり着いて、
力尽きてしまったのでしょう。
イイダ先生、
手直しをお願いします!との、
SOSがあったのでした。
ソフトの使い方さえわかっていれば、
ある程度のところまでは到達しますが・・・。
ここまでのことが出来るようになった、
受講生Wさんが、
更に上達するにはどうしたらよいと思われますか?
受講生Wさんは、
ある程度のレベルで、
VEGASの使い方を理解されています。
イイダが解説した、
ソースネクスト社さんから発売されている、
60分解説シリーズを御覧になれば、
PC初心者の方でも、
4K編集して作品を完成させることが出来ます。
作品を完成させることは出来ますが、
より良い作品に仕上げるためには、
何が必要なのでしょうか?
イイダが手直しする過程を、
実際に目にすることです!
VEGASの使い方をレクチャーしているイイダが、
受講生さんの作品を拝見したとき、
気になる部分があると、
その設計図を見せていただきます。
すると、
どのような構成でどのようなテクニックを使って、
その作品を作られたのか一目でわかります。
このときに、
仕上がり映像にあった違和感の部分を、
設計図で確認すると、
貴方の不得手な部分が見えてくるのです。
このプロセスを、
貴方が実際に御覧になることが、
貴方の更なる上達に繋がるのです。
着眼点
手直し前作品の、
「頭の58秒」の映像からわかることは、
クッキーカッターのキーフレームが、
適切ではないので、
切り抜いた円が動いている。
ここからわかることは、
キーフレームを打つときに、
一番に気をつけなければいけない部分が、
まだ理解されていないと言うことがわかります。
つぎに、
同じ内容のクッキーカッターを、
2つの映像に加えるのであれば、
最初に作ったクッキーカッター(ビデオFx)を
もう一つの映像にコピーすれば、
簡単且つ正確に出来るのですが、
そのことをご存じないのでは?
ということがわかります。
それらを踏まえた上で、
受講生Wさんには、
手直しすべき内容と、
その手順をご案内するのですが・・・。
イイダの思考プロセスを見るのです!
受講生さんの中には、
実際に映像制作を生業としている、
プロの業者さんもいらっしゃいます。
そのような方は、
質問の内容が光っています。
ある映像効果の作り方をご案内したときや、
あるトラブル解決の方法をご案内したときなどに、
イイダさんはどのような視点で、
そのような回答を導かれたのですか?と、
イイダの思考プロセスをお尋ねになります。
流石であります!
次のステージへ!
ある程度の編集が出来るようになった貴方は、
次のステージに上がる必要があります。
貴方の作品を、
イイダがブラッシュアップする過程を、
目にされることです。
先程の手直し前後映像を、
もう一度載せておきます。
手直し前18秒の映像を御覧になって、
どこの部分にミスがあるのかを探りながら、
あなたの感覚を磨いて下さい。
長くなりました。
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
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