イイダです。
前回の記事（その431）で、
貴方が使用しているPCの、
グラフィックチップの確認方法を
ご案内しました。
この確認方法が一番間違いがなくて、
後々にも応用が利く方法なのですが、
もう一つの確認方法があるのです。
これは、
VEGAS PRO18から搭載された、
新機能の一つになります。
手っ取り早く、
最新のグラフィックドライバに、
更新したいときにはとても便利です。
ただし、
手っ取り早く（簡易に）というのは、
危険もはらんでいるので、
くれぐれもお気を付け下さい。
VEGAS PRO18の編集画面にて、
『ヘルプ』→『ドライバのアップデートを確認』へと、
進みます。
ドライバアップデート画面が表示され、
画面上部にグラフィックチップ名が示されます。
上図の例で言えば、
nVidia社のGeForceシリーズで、
チップ名が「GTX 1660Ti」となります。
この操作画面においては、
このまま作業を続けて、
グラフィックドライバを最新のものに、
更新することも出来ます。
手順は以下になります。
まず最初に『タイプ』を確認します。
下図では『タイプ』が、
『Game Ready Driver』となっています。
nVidia社のグラフィックドライバには2種あり、
Game Ready Driverと、
Studio Driverでした。
２種類ある解説は、
『その430』にて記してありますので、
必要であればご参照下さい。
そしてVEGAS PROにおける、
nVidia社の最適なグラフィックドライバは、
『Studio Driver』でしたね。
ですから、
『タイプ』が『Game Ready Driver』であれば、
『Studio Driver』に変更して下さい。
そして『タイプ』を変更したら、
必ず『更新マーク』をクリックし、
情報を最新に更新して下さい。
更新後のドライバーアップデート画面を
よ～く見て下さい。
現在のドライババージョン（456.71）と、
ネット上にある最新のドライババージョン（471.41）が、
確認出来ます。
確認の上で、
最新のドライバに更新したければ、
『ダウンロード』をクリックします。
グラフィックドライバを
どこに保存するのか聞いてくるので、
貴方の分かりやすい場所に保存します。
たいていは、
ダウンロードフォルダかと思いますが・・・。
最新のドライバを
メーカーサイトから、
自動でダウンロードしてくれます。
ダウンロードが終了したら、
『表示』をクリックします。
ダウンロードした
グラフィックドライバの保存先が開きます。
このダウンロードしたファイルを
ダブルクリックすると、
グラフィックドライバの更新を行う事が出来ます。
ところで、
今のドライバダウンロードの手順は、
そもそもVEGAS PRO18の
起動中に行っていますよね。
ですから、
ドライバの更新をするときには、
かならずその前に、
VEGAS PRO18を終了させておいて下さい。
PCのメンテナンスをする。
デバイスドライバを更新する。
ソフトをインストールする。
ソフトをアンインストールする。
etc。
PC（Windows）そのものに関わる操作をするとき、
ソフトは全て終了させて行うのが、
PCのご機嫌を取る方法で、
PC操作の鉄則です。
今回お話しした方法は、
とても簡便なので、
デバイスドライバの更新という事柄を
ご存じない方であっても、
VEGAS PRO18をメンテナンスできる方法です。
しかし、
簡便なだけに、
危険もはらんでいます。
どのような危険か、
そしてそれを避ける方法は、
機会を見てお話しします。
VEGAS PROはもとより、
動画編集ソフトが安定して動くための、
大要因がグラフィックドライバにあります。
動画編集をするPC選択では、
大手メーカー製PCを避けて欲しいと
イイダが叫ぶのは、
ここに理由があります。
話が長くなりましたので、
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
