飯田です。
今日は、
ソニーストア名古屋様での
イイダのワークショップを
開催させていただきました。
1部・2部共に、
満員御礼の中で、
思い切り吠えさせていただきました。
今月の名古屋ワークショップには、
北海道からお見えになった
Vegasのお仲間もいらっしゃいました。
遠いところから、
有り難うございました。
こちらのお仲間様も、
せっかくなのでイイダを驚かせようと
一計を案じたそうです。
サングラスにマスクを掛けて
ソニーストアに入店しようと
お考えになったそうですが、
よくよく考えると、
これではあまりにも怪しすぎる!と
お気づきになったそうで、
サングラスにマスクは、
思いとどまったのだと伺いました。
二人一緒に大笑いであります!
ほんとうに、
山梨のイイダは
お客さまに恵まれています。
ありがとうございます。
ほとんどの皆さんが
1部と2部の両方共に、
ご参加下さいました。
結果的に、
約3時間のレクチャーに
お付き合いいただきました。
途中でぶっ倒れるお客さまが
いらっしゃらなくて、
胸をなで下ろしています。
心から感謝しています。
ありがとうございます。
特に2部の音声処理について、
簡単なまとめをしておきます。
1,
各素材の音量を揃えるために、
手っ取り早いのは、
『ノーマライズ』を行う事です。
2,
しかしながら、
『ノーマライズ』には、
それに適さない音声があります。
3,
その場合には、
該当の材料に細工をしてから、
ノーマライズを行います。
細工の方法としては、
材料を分割するか、
サウンドフォージの『鉛筆ツール』で、
音声波形を書き換えます。
音声波形を書き換える目的ですから、
SoundForge Proでも、
SoundForge Audio Studioでも、
どちらでも構いません。
4,
ダイナミックレンジの
大きな音声の場合には、
コンプレッサー処理をします。
ダイナミックレンジが大きいとは、
小さな音から大きな音までを
含んだ音声のことです。
大きな音が含まれてると、
ノーマライズを行っても、
ほとんど効果が見られないからです。
Vegas Pro15以下では
1種類のコンプレッサーが使え、
Vegas Pro16では、
2種類のコンプレッサーが使えます。
どちらのコンプレッサーを
お使いになってもOKです。
貴方にとって使いやすい方をお使い下さい。
コンプレッサーを使うときは、
コンプレッサーを使う理由と、
その動作原理を把握していることが大切です。
コンプレッサーで、
知っておくべき原理は、
イイダ流の解説でお話ししました。
ポイントは、
圧縮比とゲインと、
スレッショルド(しきい値)です。
この関係性さえイメージできていれば、
容易に扱うことが出来るかと思います。
臆することなく、
ところで、
音声を整える作業には、
不要な音を消すことも必要です。
その場合には、
スペクトラレイヤーを使います。
エアコンの動作音など、
一定の環境音を消す場合は、
SoundForge Proであれば
それを消す事が出来ますが、
SoundForge Audio Studioでは
それを消す事は出来ません。
もちろん、
音声の中の一部の音、
パトカーのサイレンなどは、
SoundForge Proでも、
SoundForge Audio Studioでも
消す事は出来ません。
エアコン等の一定の環境音や、
音声中にある一部の音の
両方共に対応可能なのは、
スペクトラレイヤーとなります。
動画編集や、
音声処理について
正しいやり方はありません。
貴方にとって、
必要な結果が手に入るのであれば、
どのような方法でもOKなのです。
大切なことは、
意識することです。
意識しないで行うトライアルは、
ただやっているだけになるので、
欲しい結果は手に入らないと思います。
しかしながら、
意識して行うトライアルは、
そこにアイデアが湧き出るのです。
思い付いたアイデアで、
欲しい結果が手に入ったときは、
パズルが解けたときのような
大きな喜びがあります。
意識して、
動画編集に取り組まれることを
お勧めします。
今回はここまでとします。
お読みいただき有り難うございました。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。