飯田です。
日頃から、
縦位置で動画撮影すると
面白いよ！・・・と、
貴方にお伝えしていますね。
ところが、
イイダの言ったとおりに
縦位置で撮影したら
カレー鍋には映像が
横倒しになってしまって、
オイ、コラー、
何を言うてるんじゃ！
これじゃ、
話にならんやんけ！との
お声が聞こえてきました。
このような状態なのだと思います。
材料置き場では
既に横に転んでいます。
これをそのまままな板に載せたら、
こうなってしまったのだと思います。
縦位置撮影した動画や静止画を、
90°回転させることは
いとも簡単です。
ポイントは、
材料置き場での
材料の下処理にあります。
90°転んでいる材料を、
まな板に載せる（ドラッグ）する前に、
該当の材料の上で右クリックします。
表示されたメニューから
『90°（反）時計回りに回転』をクリックします。
90°反時計回りにするのか、
90°時計回りにするのかは、
材料の状態に応じて変えて下さいね。
材料置き場の中で、
正しい向きになった材料を、
まな板にドラッグします。
すると、
縦位置で表示されます。
ポイントは、
まな板に載せる前に、
正しい向きに修正することです。
一度まな板に載せてしまった場合は、
その後から材料置き場の材料を
90度回転させても、
まな板上の材料にはそれが反映されません。
拙ブログを精読されている貴方でしたら、
このことは既にご存じだったですよね。
念のためのご確認でした。
もっとも、
静止画にも使えます。
また、
材料を90度転ばせる方法は、
今回の方法だけではなくて、
材料の上で右クリックし、
プロパティの中で90°の修正を
行う事も出来ますし、
『Fの四角』や『青の四角』を
使う方法もあります。
さらには、
Vegas Pro15若しくは16をお使いでしたら、
ビデオFxの中にある、
『ピクチャインピクチャ』や、
『クロップ』を使う方法もあります。
どの方法が正しいと言うわけではありません。
そのときの状況に応じて
使い分ければ良いともいます。
材料置き場の中で
90°回転させる方法は、
全く予備知識が無い方でも理解しやすいために、
敢えてご紹介しました。
因みにですが、
縦撮りで動画撮影すると、
一つの画面に複数の縦撮りの動画を
簡単に組み合わせることが出来ます。
これをさらに応用していくと、
もっと凝った画面分割へと進んでゆくのです。
横位置で撮影した動画も、
その一部分だけをトリミングして
配置する事も出来ます。
これを組み合わせると、
横位置で撮影した複数動画も、
上図の縦3分割は、
Vegas Pro15と16に備わっている
ビデオFxのピクチャインピクチャは
使用していません。
Vegasの基本機能だけで作っています。
やり方も簡単です。
話が変わりますが、
画面分割や
PinP（ピクチャーインピクチャ）を行うのに、
サードパーティ製のプラグインソフトを
購入しないと出来ないのでしょうか？という
ご質問をいただいたことがあります。
イイダは『目が点！』でした。
だって、
そのような必要はぜんぜん無くて、
Vegasだけで出来てしまうからです。
なぜそのように思われたのか、
まったくもって不思議なご質問でしたので、
質問された方に尋ねてみました。
そうしたら、
次のような経緯があったとのことです。
ネットで質問をしたら、
Vegasは「切った貼った」は出来るけれど、
それ以上の映像効果を作るには、
プラグインソフトを購入しなければいけないよ。
Vegas単体では、
そのようなことは出来ないんだよと、
教えていただいたのだそうです。
イイダのレクチャーに
触れている貴方でしたら、
イイダと同じ感想を
きっとお持ちになったことと思います。
まさに、
『目が点』でしょう！
ありがたいことに、
その質問された方は、
『勇気を出してイイダに質問して良かった』と
おっしゃっていました。
Vegasの基本機能を組み合わせれば
たいていのことは出来てしまいます。
そのためには、
必要がありますが・・・。
どのような情報を手にするかによって、
貴方の手にする結果が、
大きく変わります！
今回はここまでとします。
お読み頂き、
有り難うございました。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
