こんにちは、
イイダです。
プロジェクトファイル、
すなわち、
イイダ流の解説では、
『設計図』のことですが、
この読み解き方を
ご案内します。
以前の記事『その456』
結果は同じでも作り方が違う。
プロジェクトファイルの着眼点とは?
にてお話しした内容の、
続きになります。
ご友人が編集中の
設計図を見せていただけるときや、
解説動画などを見るときなどで、
編集者がどのようなテクニックを使って、
映像効果を作っているのかを、
察することが出来ます。
今回は『その1』です。
Fxマークの色・その1
まな板上に配置してある、
材料を見るときには、
『FXマーク』の色に注意します。
貴方に思い出して欲しい、
イイダの公式があります。
【イイダの公式】
画に対する調味料はビデオFx
材料の右端に記されている
『Fx』マークとは、
ビデオFxのことを意味しています。
ポイントは、
色が付いているか否かです。
下図は、
Fxマークに色が付いている例です。
色が付いているFxマークを
クリックして
設定画面を開きます。
『パンクロップ』の右隣に、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』の
表示がありますね。
さらには、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』には、
チェックマークが付いています。
このことの意味するところは、
この材料には、
画の調味料であるビデオFxの、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』が
適用されていますよ。
ここでの、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』は、
その効果の量(適用量)が、
多いか少ないかは別にして、
有効になっていますよ、
ということを意味しています。
だから、
まな板上にある材料の、
Fxマークに色が付いているのです。
Fxマークの色・その2
それでは、
材料に適用されている、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』を
外してみましょう。
上記操作によって、
『ピクチャ・イン・ピクチャ』が
外れました。
ビデオFXが、
適用されていない材料の、
Fxマークは白色です。
逆に、
ビデオFxが適用されている材料の、
Fxマークには色が付くのです。
まな板上の材料右端にある、
Fxマークの色を見ることによって、
ビデオFxが使われているのか、
それとも使われていないのかを
知ることが出来ます。
この段階では、
どんな種類のビデオFxが
使われているのかは不明です。
Fxマークを開く
ビデオFxの、
いずれの効果が、
使われているのか知るには、
ビデオFxマークをクリックして、
設定画面(ビデオ イベントFx)を
開いてみなければ分かりませんが、
何らかの、
『画に対する調味料』が
使われているということが、
予測できるのです。
すると、
へえ~、
ここの映像効果には、
何らなのビデオFxを使って、
作っているんだな~と、
手の内が分かるのでした。
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
山梨のイイダ拝
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
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ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
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